知財とは

知財とは、他社と差別化できる技術やデザイン、マークやネーミングに独占的な権利を付与するものです。
特許権・意匠権・商標権の例(米国特許商標庁 ハーレーダビッドソン)

「知財を考えること」とは、自社のコアとなる技術やサービスを的確に把握し、他社と比べて差別化できる優れた点を常に意識することです。プロダクトとマーケットを意識して製品・サービスを考える際に、新しい軸として「知財」を取り入れることで、より具体的に自社の強みを考えることができるようになります。

なぜ知財を取る必要があるのか

知財を取ると以下のようなメリットがあり、ビジネスを強力に押し進めることができます。

  • IPOや資金調達を有利にする
    • 技術やサービスの優位性を客観的に判断できる指標であり、IPOした企業や、資金調達できている企業は特許出願により自社の優位な地位を確立しています。
  • 顧客に対する先進性のアピール
    • 「特許登録済」「特許出願中」はユーザに技術的な先進性をアピールする効果があり、マーケティングに活用することができます。
  • 自社の製品やサービスを守り、ビジネスの自由度を確保
    •  サービス、プロダクト、トレードマークなどを模倣された場合の対抗策や、後続のフォロワーに対する牽制になります。
      • 「特許登録済み」「意匠登録済み」は自己の権利を表示し、不要な争いを避けるだけでなく、模倣された場合の交渉・訴訟の弾となる。
      • 登録前であっても、「特許出願中」の表記はフォロワーに対する十分な牽制となり、自社は優位な立場でビジネスに集中することができる。

取らないと何が起こるのか

知財(特許・商標・意匠)を意識した事業経営を行いましょう。知財の取得相談は瑛彩知的財産事務所へ。

競合他社は知財を確実におさえてビジネスを行っています。知財を意識しない事業経営は他社から訴えられた場合に撃ち返す弾がない状態であり、裸で戦場に行くようなものです。

また、IPOや資金調達に対する障壁となり、事業展開が遅れる可能性もあります。